VAPEに使う18650バッテリーの話

VAPEで一服しながら読むVAPEの駄文

VAPEに使うバッテリーの1つに18650バッテリーがあります。18650というのはサイズ(規格)のことで他には14500や18350、18490(18500)、26650などが主にVAPEで使用されます。これらのバッテリーをVAPEで使用するにあたって必ず把握しておかないといけないのがアンペア(A)で表される放電性能(レート)です。個々のバッテリーのこの放電性能の限界を超えるアンペアが流れるようなセッティングにしたVAPEではバッテリーに負荷がかかりバッテリーの性能・寿命を著しく低下させ、使用状況によっては最悪の場合バッテリーの破裂などによる重大な事故に繋がります。ですからバッテリーの放電性能をしっかりと把握し放電性能を超えないようなVAPEセッティングで運用することが非常に大切です。

バッテリーのメーカーのページや販売店の商品ページには多くの場合バッテリーの放電性能に関する数値が1つまた2つ示されていて、2つの場合は連続放電性能と最大(断続)放電性能、1つの場合はそのどちらかの数値と思われます。連続放電性能とはMaximum CDR(Continuous Discharge Rate)と呼ばれるもので、その名の通り連続して放電した場合でも安全とされる放電上限です。もう1つの最大放電性能というのは断続的に放電した際に一時的に許容される放電性能の上限です。

連続放電性能と最大放電性能とでどちらを重視するべきかといえば連続放電性能のほうで、シングルバッテリーであれば基本的にはこの連続放電性能の数値以下のセッティングでVAPEをすればバッテリーへの負荷による事故は防ぐことができます。

話を18650バッテリーに戻します。

18650バッテリーはVAPEに使うバッテリーの中でも特によく使われるバッテリーです。18650バッテリーを購入される際は少なくとも放電性能を気にして買われていると思います。ですがここに落とし穴が潜んでいます。

18650バッテリーに限った話ではありませんが放電性能の数値が信用出来ないケースが多々あります。現在VAPE用に入手できる18650バッテリーの多くはVAPEでの使用を考えた際に示されている数値を鵜呑みにすると危険です。特に顔の前で使うVAPEの場合には安全マージンというのが非常に重要になってくるからです。

流通している18650バッテリーで2,000mAh以上の容量かつ連続放電性能30A以上を謳っているものはまずその通りの性能ではないと思ってください。30Aで連続放電できVAPEで安心して使用できるような18650バッテリーはごく僅かでそのどれもが1,500mAh程度の容量しかありません。またメーカー公称値40Aを謳っているような18650バッテリーで実際に一時的であれ40Aの負荷が断続的にかかってVAPEで安全と言える18650バッテリーも現状はないと思ってください。

30Aや35A、40Aを謳っていても安全を考えると20Aが限界という18650バッテリーはごろごろしていますし、そんな中に10Aが精一杯という18650バッテリーすら存在します。

最後に、バッテリーの性能を把握することは大切ですが例えバッテリーの使い物になる実際の放電性能が15Aや10Aであっても良いのです。重要なのは把握した上でその性能に合わせた運用をすることです。もしこれを読まれている時点でバッテリーのことをあまり気にしていなかったなら、この機会に色々とバッテリーに関する情報を探してその過程でVAPEについての知識を深めていって貰えたらなと思います。